2020/07/10 16:09

私は若い時期には最悪の人間でした


私は子供の頃から教育熱心な親に育てられ、勉強やスポーツに一生懸命取り組んだ幼少期を送っていました。

あまりに子供時代から忙しくゆっくりする時間がなかったことから、私の心はすさんでおり、いつもイライラした状態で生きていたのです。

私は大学時代にすべてが嫌になり、社会から逃げ出そうと思っていました。

大学を7年間通いましたが、卒業することなく岡山に帰ってきました。

仕事もする意欲もなく、毎日ゲームやパチンコばかりをしており、人生が全て終わっていた人間でした。

なんとか岡山市の会社に就職しましたが、仕事が面白くなく生きがいも感じることができない日々を過ごしていたのです。

病気になり野菜づくりで幸せを手にいれる


私はあまりにもマイナス思考の人間で、結局自分に自身を持つことができなくなり、精神病の一歩手前の状態になっていたのです。

医者に行くと自律神経失調症とうつ病を患っていると宣告され、私は自宅で療養生活をするはめになったのです。

そんなときに母親に進められたのが野菜づくりで、土と戯れていると子供に帰って幸せを感じるようになるとのことでした。

私は半信半疑で野菜づくりをはじめましたが、自分でも信じられないくらいに、昔のイキイキとした楽しみが蘇ってきたのです。

母親も昔から家庭菜園を趣味にしていましたので、私は母親と一緒に季節ごとの野菜を育てることにしました。

私は自分の貯金を切り崩しながらお小遣いにしていましたが、このままでは行けないと思い、自分でお金を稼ぐ取り組みをはじめました。

その頃からネットのフリーマーケットで、野菜の種の販売を始めたのです。

利益は本当に少ないのですが、家庭菜園の野菜づくりの楽しみが少しでも多くの人にわかってほしいと思い、少しずつ頑張ることにしたのです。

現在では今まで400ぐらいの種のセットを販売してきました。

家庭菜園は子供の帰れる最高の楽しみ


野菜づくりは、子供に帰れる本当に幸せを実感できるものです。

このブログ見た人の中にも、少しでも野菜づくりの楽しみに目覚めてくれる人がいたら幸せです。

きっと私達は便利な世の中に暮らしており、野菜なんかスーパーで購入すれば良いと考えていると思います。

たしかに自分で野菜を作ったら、結構手間がかかる場合もありますので、効率的には悪いかもしれません。

しかし、毎日野菜が成長するのを見るだけでも、本当になんだか自分の降伏や楽しみが蘇った感覚を持ちます。

自分で作った野菜を収穫して食べるときのあの感動はたまりませんよ。

皆さんも美味しい野菜を是非育ててみてくださいね。